B.B. makes me happy vol.3

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復活


火曜日から仕事復帰

月曜日には町のお医者さんに診ていただいてお薬いただいて
熱もスーッと下がりました
ホントにゲンキンなモンでウウウウ言ってたのも忘れて

私は大袈裟だから
なんでも盛っちゃうから



5日ぶりぐらいに化粧したら
眉毛ってうまく描けないもんだよね
アイラインってうまくひけないもんだよね


朦朧としながらも図書館で借りた本の返却日が近かったからたくさん読んだ

江國香織 著「抱擁、あるいはライスには塩を」 読了

いつだったか「江國香織の書く登場人物に感情移入ができないの」と言った人がいた
今回は私もあまりできなかった 
好きで夢中で読んでいた昔の作品では、登場人物のフワフワした感じ、なんだかわかるーなんて思っていたのだけれど 
それは私もフワフワしていたからな
我慢することに最近嫌気がさした私には、その我慢は無理だよってことばかりが目についたからなのかも

お話は次々時代が変わるんだけれどその背景はとても美しかった
そして、やはり江國作品の魅力は食べ物の描写にもあると、いつも思う
美味しそうに浮かぶのである
何を食べているのかがその人物を語ることってあると思っているのである、私は

私の癖 というかいつも聞いてしまう
夜会った人に「今日のお昼、何食べたの?」って
本当に聞きたいのである  おかしい?
本当に知りたいのである
○○の牛丼 カツカレー 塩鯖定食 ネギラーメン とか聞きたいのである
ランチだけじゃなく 「昨日の夜は何を食べたの?」も聞いてる
知りたいのだ


私は会社に社員食堂があるような大きな企業に勤めたことがない
サラリーマンNEOで「世界の社食から」を見るたび思うのである
楽しそう 羨ましい 
今度生まれかわった時はこういう企業に勤めて毎日社食でお昼を選ぶ、ドラマに出てくるみたいなOLさんになりたいな

そうそう憧れていたのはむかーしむかしそのむかしのドラマ「明日があるから」の今井美樹が演じていた玲子というOLさん
このドラマ、好きだったなぁ
玲子が仕事が忙しい健太を待つシーンとか好きだったなぁ
ちょうど私19歳20歳ぐらいの時で、仕事がとても忙しい少し歳の離れた人とつきあっていて
よく先にお店に入って飲みながら待っていた
その待っている時間がなぜだかとても好きだった
遅くなってもその人は必ず息を切らしながら私を見つけて笑うから

ああ なんだろう すごい脱線
さっきから何を書いているんだろう

誰と何を食べたか ということを 私はとてもよく覚えている
全くの女脳である
このブログでも食べ物ばかり出てくる

美味しい物を大好きな人と幸せな気持ちで食べた それが私は一番好きなことなのだろう


母と 妹と
祖母と 祖父と
叔母と 従弟と
友達と B.B.と
大好きな人と 
大好きだった人と 

ふんわり握られたおにぎり  綺麗な庭園が夜に浮かび上がった横での治部煮
白金台のカルツォーネ  柴田恭兵似のウェイターが運んでくるビーフシチュー
サービスエリアの坦々麺  冷房がなくて団扇片手にもんじゃ焼き
いつも頼んでしまうカラマリ  凍ったスープの冷麺
背の高いグラスのメロンソーダにフルーツがたくさん入ったもの
溶けかかったジェラート  虹の落ちた島の恋焦がれたパスタ
パン・コン・トマテ  エンチラーダ
朝のきなこ餅   お弁当の星やハートのスライスチーズ
パクチーのサラダ  庄屋のフライドポテト


忘れられないそれぞれの美味しい物を積み重ねて
今の私がいる


やっと何でも食べられるようになって 美味しい物のことばかり考えてるから こんな文章に


あなたは 今日のお昼 何を食べましたか?
by lovebblove | 2011-08-03 23:14